塩尻市広丘の整体・骨盤矯正の専門家 整体院カラダライト 瀧本です☆彡
車社会の長野県ですが、お仕事でもプライベートでもよく車の運転をする方が多いですね。
整体をしていると、長時間運転した後や、お仕事で車に乗っている方に共通の身体の疲労やゆがみがあります。
とはいえ、どうしても車の運転はしなければならないので、そのせいで負担がかかってしまうところはセルフケアをすることが肝要です。
そこで、今回は車の運転をよくする人や長時間運転した後にやってほしいストレッチをご紹介します。
運転で負担のかかるところ
運転によって負担がかかるところとはどのようなところなのでしょうか?
右足
ブレーキやアクセルを踏む、右足から降車するなど運転は右足に負担のかかる動作が多くなります。
とくにトラックなど車高の高い車から下りるときにステップを使わずに降車すると右の股関節をやられます。
また、アクセルとブレーキを踏みかえるときに踵を地面につけたまま足先だけを動かして踏みかえているとNGです。
さらに、オートマ車の場合、左足をステップに乗せずに適当にしているともう最悪です。
右腕
ほとんどの方が右手だけでハンドルを支える傾向があります。
また、左腕をひじ掛けにかけていたりするとやばいです。
腰
車のシートは姿勢が悪くなりやすく、振動もあるため腰に負担がかかります。
とくに車高の低い車のシートは腰が後ろに倒れるので負担が大きくなります。
また、サスペンションが固い車は振動が大きく、腰に負担がかかります。
目
集中してまわりを見ていることが多く、目が疲れます。
とくに夜間の運転やまぶしいときの運転は目を酷使します。
運転の後にやるべきストレッチ
それでは、運転で疲れやすいところのストレッチを行いましょう。
右足のストレッチ
運転は股関節を屈曲させた動作で行うため、股関節を伸展させるストレッチをしましょう。
- 直立して立ちます。
- 片方の膝を曲げ、手で足を持って踵をお尻に近づけます。
- 出来るだけ膝を曲げたら、わずかですが膝を地面に向かって動かします。30秒ほどストレッチしましょう。
ポイントは、腰を反らさないことと足を後ろに引きすぎないことです。
他の股関節伸展のストレッチはこちらも参考にしてください。⇒【腰を反らすと痛い!】そんな人にやってほしい【前もものストレッチ】
右腕のストレッチ
運転中はハンドルを握るなど手から腕の屈筋群を使いますので、屈筋のストレッチをしましょう。
- 座位で指を身体の後ろに向けて手のひらを椅子や地面に付けます。
- そのまま上半身を後ろに引きます。このとき、手のひら全体が椅子や地面から離れないようにしましょう。
身体が固い人は手を後ろの方につくとやりやすくなります。
30秒ほどストレッチしましょう。
腰のストレッチ
運転の姿勢は猫背になりやすいので背中全体を伸ばすようなストレッチをしましょう。
- 手を頭の上に組み、のびをします。その状態で5回深呼吸をします。
立位、座位どちらでやってもOKです。
目の疲労を解消するストレッチ
首の筋肉をほぐして目の疲れを解消しましょう。
- ストレッチする方の手をお尻の下に入れます。
- その手の反対方向に首を傾けます。
- そのまま15秒ほどストレッチします。
- 反対も同じように行います。
疲れない運転をしよう
ここまで、運転後にやるべきストレッチをご紹介しましたが、そもそも疲れにくい運転をすることも重要です。
疲れない運転をするには、運転姿勢を正しくすることが一番です。
基本の運転姿勢
- しっかりと深く座る
- シートの前後は、ブレーキをいっぱいに踏み込んだときに軽く膝が曲がる位置
- シートの高さは、(調整できる場合)足をペダルに置いたときにももがシートに密着する位置
- 背もたれは、ハンドルの10時と14時を握ったときに肘が軽く曲がり、背中が背もたれに密着する位置
これが基本です。教習所を思い出しましょう!
さらに、このポジションにしても腰が丸まっている場合は、タオルやクッションを腰に当てて調整しましょう。
ついついソファーのようにだらっと座ってしまいがちな車のシートですが、特に長い距離の運転では疲労度に大きな差が出てきます。
また、安全面でも正しい姿勢で座っているほうが事故の際に身体に受ける衝撃を分散できるので、正しい姿勢の方がより安全といえます。
どうしてもしなければならない運転ですが、運転姿勢を気を付けることとセルフケアをすることで身体への負担を減らすことができます。
車の運転をすることが多い方は是非やってみてくださいね☆彡