塩尻市広丘の整体・骨盤矯正の専門家 整体院カラダライト 瀧本です☆彡
今回はお悩みの方も多い【便秘】の解消に役立つストレッチをご紹介します。
また、今回ご紹介するストレッチは便秘に限らず腸の働きを助ける効果がありますので、軟便やお腹が弱い方、消化が悪いときなど腸の調子全般を整えるのにも役立ちます。
便秘の原因の一つは腹筋力の低下
便秘の原因はいくつかありますが、今回は腹筋力の低下について考慮していきたいと思います。
腹筋が弱くなることによって腸に圧をかけられなくなって便秘になってしまうことを弛緩性便秘といいます。
腸はそれ自体が筋肉で出来ていて蠕動運動と呼ばれる運動を行い、便を押し出しています。
しかし、この腸自体がしている動きだけではしっかりと便を押し出すのには不十分です。
そこで、腹筋が重要になります。
ここで重要な腹筋とは、横隔膜と腹直筋、腹斜筋です。
横隔膜は肋骨の下にあって、呼吸をするときに運動する筋肉です。
横隔膜は「膜」と名前はついていますが、実質的には筋肉です。お肉のハラミは横隔膜ですが、肉って感じですよね。
さて、横隔膜は呼吸をするときに働きますが、もう一つ重要な役割として、内臓を入れる空間の天井であるということがあります。
天井が上がったり下がったりすることで、内臓を入れている空間の圧力が増えたり減ったりするのです。
この圧力の変化が腸をしっかりと動かす力になるのです。
腹直筋、腹斜筋はいわゆる腹筋で、お腹の前と横の筋肉です。
これらの筋肉は内臓を入れる空間の壁になります。
壁がしっかりしていないと、天井である横隔膜がかける圧が逃げてしまうので、強い腹筋は腸を動かすのに重要です。
丸めて、ねじって、伸ばそう!
それでは、実際に腸を動かすためのエクササイズを行いましょう。
すべての運動で重要なのは腹式呼吸です。下腹までしっかり動くように意識して呼吸しましょう。
今回は最後に動画をご用意しておりますので、参考にしてください。
丸める
仰向けで両足を抱え、顔を膝にできるだけ近づけましょう。
その状態で腹式呼吸で深呼吸を5回行います。
ねじる
仰向けで両膝を立てて寝ます。
右足を左膝左にの上に乗せます。
右手を横に伸ばします。
そのまま下半身を左に倒します。
その状態で腹式呼吸で深呼吸を5回行います。
反対も同じように行います。
伸ばす
うつ伏せで寝て、手で上半身を起こします。
その状態で腹式呼吸で深呼吸を5回行います。
いかがでしたか?
この体操は、便秘に限らず腸の調子を整えるのに有効ですから、軟便や腸が弱い方にもやっていただきたいと思います☆彡