塩尻市広丘の整体・骨盤矯正 整体院カラダライト 瀧本です☆彡
これから塩尻松本周辺では玄蕃祭り、松本ぼんぼんなど夏祭りが目白押しですね。
楽しいお祭りですが、はしゃぎすぎた翌日にやってくるのが筋肉痛(>_<)
今回は筋肉痛のときに回復を早める方法をご紹介します。
筋肉痛はなぜ起こるのか?
筋肉痛の原因は、筋肉の微細な断裂といわれています。
激しい運動などで筋肉に小さな傷がつくことで痛みを引き起こすのです。
ちなみに年をとると運動後筋肉痛が起きるまでに時間がかかるといわれていますが、これは年齢とは関係ないということが証明されています。
統計的な調査によると、筋肉への負荷の種類によって筋肉痛が起きるまでの時間が変化するようです。
それでは筋肉痛を回復するための方法をご紹介します。
筋肉痛を早く回復するための5カ条
1、水分をとろう
水分をとって老廃物の排泄を促しましょう。
2、軽い全身運動をしよう
ウォーキングやラジオ体操などの軽い全身運動によって血流を良くし、筋肉全体に栄養を届けましょう。
3、リンパマッサージをしよう
リンパを流すことでむくみを解消し、筋膜内圧を下げ、筋肉にかかる圧力を減らしましょう。
筋肉痛のときは筋肉が傷ついているので、強いマッサージはNGです。
やさしいタッチのマッサージで筋肉を傷つけずに血流を促進しましょう。
4、運動直後は冷やして、その後は温めよう
運動直後は炎症を抑えるためにアイシングなど冷やすことが効果的です。
そのあとは血流を良くして回復を早めるために温めたほうがよいでしょう。
5、しっかり栄養を摂ろう
運動後の筋肉の回復には栄養が必要です。
とくに、ビタミンB・C、アミノ酸類、たんぱく質が豊富な食品をとるとよいでしょう。
おすすめはこれらの栄養素が豊富に含まれている豚肉です。
筋肉痛を早く回復することのメリット
筋肉痛の状態は、筋肉が壊れて回復するプロセスが進行している状態です。
筋肉は壊れてから正常に回復することで強くなります。
ところが、この回復の過程がうまくいかないと、筋肉の質はより悪くなります。
ですから、お祭りなどのイベントで筋肉痛になったときに限らず、普段の筋トレなどの運動後にもしっかり回復させることが重要なのです。
せっかく健康のために行っている運動でもリカバリーがうまくいかないと、かえって筋肉を傷めてしまう結果になりかねません。
正しくリカバリーしてあげることで良質な筋肉をつけることができるので、普段運動されている方はとくに意識するとよいと思います。
コラム:筋肉痛はなぜ遅れてくる?
そもそも、なぜ運動後時間が経ってから筋肉痛が起きるのかはまだはっきりとは解明されていませんが、有力な説をご紹介します。
筋肉は運動すると膨らみます。
なぜなら、筋肉が活動するときのエネルギーは糖を分解しATPという物質を作ることで発生させます。
このときに乳酸などの副産物が発生しますが、これらは筋肉の中に溜まります。
その濃度が濃くなると、浸透圧の関係で筋肉内に水分が入ってくるので筋肉は水分を含み膨張します。
膨らむということは、筋肉は筋膜という袋に入っていますので、筋膜内の圧力が高くなるということです。
筋肉の膨張により、筋肉は筋膜の中で窮屈な状態になり、血流が低下します。
血流が低下することで、酸素などの細胞が生きるのに必要な物質が行き届きにくくなります。
これによって筋肉の細胞の一部が壊れてしまいます。
筋膜の中で筋肉自体が膨らむことによって圧力が高くなるわけですから、筋肉の一番深いところが最も圧が高くなります。
よって、筋肉の深層部の細胞が最も破壊されるのです。
細胞が壊れると、細胞の中にあった痛みを感じさせる物質が放出されます。
この物質が体表近くに到達すると痛みを自覚するのです。
痛みを感じる神経は基本的に体表近くにしか存在しないので、筋肉内部で放出された痛み物質が神経のある場所に到達した時点で痛みを自覚するのです。
筋肉の膨張による細胞の破壊、筋肉の深層部から表層部までの痛み物質の移動、これらにかかる時間が運動から筋肉痛を感じるまでにかかる時間なのです。